つくにはブックス No.6
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業界最新動向21●業界動向晩婚化が進むことにより、なし婚が増加している一方で、高価な結婚式を行うカップルも増加しており、結婚式にかける費用が2極化しています。結婚に対する考え方が多様化しており、従来のような一律のサービスではなく消費者のニーズに沿った結婚式を企画することが求められるでしょう。●主な企業株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ、株式会社ツカダ・グローバルホールディング●業界動向様々なものをシェアする動きも加速している現在、結婚式などで使うパーティドレスをレンタルするという需要は将来も一定量あるでしょう。インターネットなどを使用して、より手軽にレンタルできるようになっています。●主な企業株式会社ブライダルハウス チュチュ、株式会社 ハツコ エンドウ ウェディングス業界規模最新動向 (2021〜2022年 業界動向)ブライダル業界の市場規模は若干もちなおし、厚生労働省によると2022年の国内の婚姻件数は、519.823万組で前年より5,581組増加しました。新型コロナウイルスの感染拡大から、結婚式の延期や中止が相次いできましたが、オンラインでの開催やソーシャルディスタンスを保ったリゾートウェディングなど新しい結婚式のスタイルが注目されました。これまでの結婚式のスタイルに加え、新たな生活様式に合わせた形式を取り入れることで、今後さらなる盛り返しが期待されます。 (令和4年(2022)12月分人口動態統計:令和5年2月)エアライン業界結婚式場・手配ランキング394億円1位 テイクアンドギヴ・ニーズ334億円2位 ツカダ・グローバルHD222億円3位 BP(2019年)222億円3位 エスクリ 5位 ワタベウェディング(2020年)196億円ホテル業界トラベル業界ブライダル業界婚姻件数は微増で業績は堅調に推移ブライダル業界ブライダルプロデュースの将来は?ドレスショップの将来は?

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