24最新海外動向対コロナの施策として米国では、2022年には移動制限が解除され、感染状況次第でマスク着用不要との方針を打ち出しました。2022年6月からは陰性証明書の提示義務も不要となり、ワクチン接種証明書のみで入国可能となったため、海外からの入国者数が増加しました。米国政府は旅行・観光戦略とし、2027年までに年間9千万人の外国人旅行者の受け入れを目指しています。外国人旅行者による消費額を2,790億ドルと想定し、米国経済の活性化につなげていく方針です。大手ホテルチェーンのマリオット・インターナショナル、航空会社のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス、宿泊施設予約サービスのエアビーアンドビーなどが注目されます。ここでは、ホテル・ブライダル・エアライン業界の、海外における最新ニュースや動向、流行、活用・応用技術についてわかりやすく紹介します。アフターコロナ、米国経済の活性化今シーズンのトレンドが一杯シンガポール航空グループのサステナビリティシンガポール航空グループは、サステナビリティ目標に対して長年積極的に取り組んでおり、お客様、株主、投資家、そして従業員にとって重要項目だと考えています。より持続可能な方法で事業を行うための活動を実際に行い、環境・社会・ガバナンス(ESG)の取り組みをグループ全体で実施しています。次世代航空機への投資、運航効率の向上、持続可能な航空燃料(SAF)などを使用した低炭素技術の導入や高品質なカーボン・オフセットを調達し、2050 年までに二酸化炭素の排出実質ゼロを目指します。旅行業界 ブライダル業界全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)にて、ブライダル業界人向けに開催したオンラインセミナーによると、「ライト・キャノピー(Light Canopy)」と呼ばれる、照明による天蓋のアレンジメント、また「フローティング・センターピース(Floating Centerpieces)」(浮いたセンターピース)と呼ばれる宙に浮いているようなイメージのアレンジメント。そしてゴージャスなレセプションデザインの一環として人気なのが生花で作った「フラワー・シャンデリア」等がトレンドのようです。エアライン業界ホテル・ブライダル・エアホテル・ブライダル・エアライン業界の、最新海外動向ライン業界の、最新海外動向
元のページ ../index.html#24