最新SkyDriveとプレオーダーの覚書を締結大豊産業が空飛ぶクルマを購入デフリンピックが日本で初開催課題は「国際手話」の通訳者育成CO2の排出量を大幅に削減持続可能な航空燃料「SAF」宿泊施設の人手不足を解消する新サービス配置するため、連盟は最低でも30人は必要としています。(参照:読売新聞)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 気候変動問題の解決に向け、航空業界では航空機のフライト時に排出されるCO2の削減が指摘されています。これまで航空機の燃料は化石燃料が主流で、各航空会社は、燃費の良い機体の採用やエンジン洗浄などにより、燃料そのものを削減してCO2の排出量削減に取り組んでいました。そんな中、CO2の排出量を大幅に削減できる新たな燃料「SAF」が注目されています。SAFの特徴は化石由来の原料を使用しない点で、従来の化石燃料と比較して、CO2の排出量を約80%軽減することが可能です。また、化石燃料と混合して使用することもできるので、既存の航空機や給油設備でも問題なく使用できます。ただし、SAFは従来の燃料に比べ製造コストが2〜10倍となるので、コストを抑えた製造技術の開発が今後の課題です。(参照:サステナブルタイムズ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2023年はコロナ対策が緩和されたため、旅行者の数が大きく増加し、観光地の宿泊施設では人手不足が課題となっていました。その対策として鬼怒川温泉の旅館では、旅行者に宿泊場所を提供し、報酬を支払う代わりに業務を手伝ってもらう新たなサービスを開始しました。参加者は大学生を中心とした若者で、フロント業務や食事の配膳、客室の清掃などを担当しています。このサービスは、東京の仲介会社「おてつたび」が提供しており、同社の永岡里菜代表取締役は「客室は空いていても、人手が足りず予約を取ることができない宿泊施設など、観光業では人手不足が課68業界NEWS & TOPICSホテル・ブライダル・トラベル・エアライン業界の最新ニュースをキャッチ! 関連情報もあるよ! 2023年4月17日、高松市を拠点とする技術商社の大豊産業株式会社が、SkyDrive株式会社の空飛ぶクルマ「SD-05型」の購入を決定し、プレオーダーの覚書を締結しました。大豊産業は、大小の島が点在する香川県と愛媛県を中心とする四国の移動課題解決や地域活性化に向け空飛ぶクルマの活用を検討、その本格化にともない導入を決めました。同社の乾和行社長は「遠い未来だと思っていた空飛ぶ車の実現が、もう目前に迫っており、SkyDrive社と大豊産業が協業し、地域社会の発展や世界の人々のより豊かな暮らしを実現していくことにワクワクが抑えきれません」と話しています。SkyDriveは空飛ぶクルマの開発を進める一方、さらなる予約販売を始めています。現在は型式証明が、航空法に基づく審査が行われているところで、2025年までに完了する予定です。大阪万博での運航も計画されています。(参照:株式会社SkyDriveプレスリリース)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」が2025年11月に東京で開催されることになりました。デフリンピックが日本で開催されるのは初めてで、現在、準備を進めていますが、大会の公用語となる「国際手話」の通訳者育成など、多くの課題に追われています。手話も話し言葉と同様、国や地域によって違いがあるので、聴覚障害者の国際大会では、世界ろう連盟などが開発・普及に取り組んできた国際手話が共通語になります。しかし、全日本ろうあ連盟によると、大会に向けて連盟が声をかけられる国際手話の習得者は10名程度で、これから育成していく必要があるとのことです。全競技会場に国際手話通訳者をトラベル国際エアラインホテルホテル・ブライダル・トラベル・エアライン業界のホテル・ブライダル・トラベル・エアライン業界の
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