つくにはブックス No.9
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業界の今を探ってみよう21●業界動向近年好調が続いているのがこの業界です。新型コロナウイルスの影響で来店客数の減少もありましたが、店内飲食、テイクアウトのどちらも以前から土壌ができていたことやデリバリーにも対応していったことで、売り上げも堅調です。コロナ禍において大きく落ち込みがみられなかった業界です。●主な企業日本マクドナルド、モンテローザ、あきんどスシロー、グロービート・ジャパン、■野家●業界動向営業時間等の制限が解除されたことで、コロナ前まではいかないまでも徐々に客足が戻りつつあります。連休中の外食などレジャーへの支出は増えており、元の賑わいへの戻りが期待されています。コロナの5類移行にともない夜間の客足も戻り、各種店舗の人手不足も大きな課題となっています。●主な企業帝国ホテル、ひらまつ、星野リゾート、ニュー・オータニ、聘珍楼●業界動向中食とは家庭外で調理された食品を家に持ち帰り食べること、あるいは配達等で家庭内で食べる食事の形式をいいます。コロナ禍において利用者が大幅に増加したことで脚光を浴びた業界です。その手軽さから今後も利用客数は堅調に推移する見込みで、新商品や環境に配慮した容器の開発も求められていくでしょう。●主な企業ウーバージャパン、出前館、カクヤス、ドミノ・ピザジャパン、プレナス●業界動向社会の高齢化にともない特に高齢者の健康意識の高まりから、市場は拡大基調にあります。コロナ禍で免疫機能強化などをアピールする機能性表示食品が注目されました。堅調な業界であることから、大手企業の参入や海外市場への販路拡大など事業拡大が行われています。●主な企業ディーエイチシー、ファンケル、やずや、森永乳業、ヤクルト本社ホテルレストラン病院学校給食ファストフード・外食チェーン(日常型)の将来は?ホテル・結婚式場・レストラン(非日常型)の将来は?健康食品・機能性食品の将来は?中食業界の将来は?

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