???つくには?つくにはeスポーツ拡大中!コンテンツも増えて需要が高まる関連学科作曲アレンジ科、コンポーザー・アレンジャー専攻 など関連学科ミュージック学科ゲームミュージック専攻 など音楽を創る仕事39どんな仕事どんな仕事同じ楽曲もアレンジ次第で大きく変わる すでにあるメロディに、コードやリズム、イントロや間奏などを付け、完成された楽曲にするのがアレンジャー(編曲家)です。作曲家がアレンジまでを手がける場合もありますが、どんな楽器を使い、各パートごとにどんな演奏をするのかを考えるのはアレンジャーの仕事となります。同じ楽曲でもアレンジによってさまざまな曲調に変わるため、高度な音楽知識と感性が要求されます。高度で幅広い音楽知識が必要 基本的条件としては、音楽理論に精通していること、幅広い分野の音楽を聴いていること、コード楽器(ピアノ、ギター、キーボードなど)が弾けることなどがあげられます。さらに、曲を聴いてすぐに各セクションの特徴をとらスマホ、パソコン、パチンコなどゲーム機の効果音をつくる コンピュータゲームのさまざまな場面に合わせた音楽や、効果音などを作曲する専門家です。制作会社によって違いますが、作曲を専門に行う場合と、主にコンピュータを用いてプログラミングし入力作業を行う場合、またその両方を行う場合があります。 スマートフォンの普及にともない、モバイル系ゲームも一新され、ゲーム音楽の需要はさらに高まっています。また対戦型ゲームが新たに「eスポーツ」というジャンルに進化し、専用のハイスペックPCも発売されて高音質になっています。 以前のゲーム音楽は音域の制限などからシンプルな音で曲が構成されていましたが、技術の発達が進み、今ではよりゴージャスな音楽制作が可能になっています。え、すばやく分析できる耳をもつことも必要です。かなり高度な音楽知識を必要とする仕事なので、楽譜を書く能力は不可欠です。音楽大学や専門学校などで勉強するのもひとつの方法です。短期間で対応できる能力も不可欠 音楽大学や作曲学科系の専門学校、コンピュータプログラミングやゲーム機のことが学べる専門学校を卒業したあと、ゲーム制作会社やパチンコ機メーカーなどに就職するのが一般的です。作品や新台リリースの回転が速い業界でもあるので、制作期間が短期で、次々と対応ができる技術と判断力も必要になるでしょう。 また、多くは会社員として働くので、他のセクションやクライアントとの折衝などの場面でも、自分の考えを言葉で伝える能力も重要です。ゲーム音楽クリエイター楽曲の魅力を引き出す“料理人”編曲家(アレンジャー)
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