CK20250602立志舎東京ITプログラミング
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わくわくする未来は 04ProfileIT で世の中は大きく、そして確実に変わっていきます。IT に携わるということは、その主役として関われるということです。その変化を楽しめる人、新しい社会を自分たちでつくっていけるということにワクワクできる人。そんなタイプの人が IT の世界に向いていると私は思います。新しい未来をつくるメンバーの一員として仕事ができる。皆さんにはそのことを楽しんでもらえると嬉しいと思います。変化を楽しめる人未来をつくることにワクワクできる人新しい発想で新しい仕組みをつくるAI スピーカーに話しかけるだけで、テレビやエアコンの操作をすることができ、好きな音楽を流すことができる。私たちはすでにそんな生活を普通に楽しめるようになりました。さらにこれからは、無人のバスやタクシーが安全に目的地まで連れて行ってくれたり、ドローンが宅配物を運んでくれたり、冷蔵庫が中のものを判断して、夕食のメニューを提案してくれたりする世の中がすぐ実現するでしょう。いま私たちは「Society5.0」といわれる新しい時代に生きています。それは、AI や IT が私たちの暮らしと自然につながって、これまでにない新しいサービスや仕組みが実現しようとしている時代です。IT 教育用教材の開発・出版や IT 研修事業を展開する㈱インフォテック・サーブの代表取締役であり、自社のみでなくソフトウェア協会・iCD 協会等で、IT 業界全体の人材育成や評価、スキル標準の活用等にも携わっている。 「Society5.0」の主役こそが、これから IT に関わっていくあなたたちです。AI にどんな仕事をさせれば良いのか?新しいサービスや仕組みをどうやって実現させればいいか?ユーザーが ITをほとんど意識しなくてもいいシステムを作り上げるのは、IT エンジニア一人ひとりの力にかかっているからです。AI の進化で労働人口の50%が代替されるといった予測もありますが、そのほとんどは、現在重労働を強いられている仕事や、人が足りなくて困っている分野です。皆さんの仕事は、「この仕事は AI や IT を使えばもう少しラクになるんじゃないか」という発想で、それを実現できる仕組みとシステムを形にすること。それがこれからの IT エンジニアの仕事の中心になっていくはずです。I T 業 界 の 今 と 、 I T 業 界 で 活 躍 す る 人 材 に な る に は?一般社団法人ソフトウェア協会 理事一般社団法人 iCD 協会 副理事長株式会社インフォテック・サーブ 代表取締役木田 徳彦 氏

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