販売・ビジネス・医療事務分野

ショップ・販売系は専門店や量販店の店舗経営者、新店舗の開業に有利な資格の取得を目指します。専門学校等では、販売に必要な商品知識に加え、在庫管理やマーケティング、販売戦略の考案のほか、顧客満足へつなぐサービス・接客マナーも学びます。秘書などのオフィスビジネス系では、社会人としての基礎的なマナーに加え、コンピュータの基礎的な操作技術と知識が必須です。医療事務系は、医師・看護師などの医療従事者と連携し、保険点数の計算や会計処理など、円滑な病院運営を行うための知識・技術を身につけます。

営業

営業

営業の仕事は、自社の製品やサービスをお客様に案内し、利益を作り出す仕事です。営業スタッフは企業にとって、売り上げの増減を託す重要な存在です。コミュニケーション能力や、商品知識・企画提案力などが求められます。営業には新規開拓を目指す「飛び込み営業」と、すでに取引のある顧客に対して行う「ルートセールス」があります。ビジネス能力検定や、リテールマーケティング検定、ビジネスコミュニケーション検定などを持っていると有利です。

医療事務

医療事務

医療ビジネスは、医療行為の支援やシステムの円滑化を図る仕事で、幅広い業種があります。医療事務は病院や診療所で行う事務全般で、保険点数など医療知識が必要なので一般事務とは区別されます。病棟クラークは入院施設がある病院で医師や看護師をサポートする仕事です。医療秘書は、病院や薬局、製薬会社で、一般の秘書業務のほか、病院長や医局長、看護師のサポート、学会提出の資料作成など医療知識を生かした業務を行う医療事務のスペシャリスト的な存在です。

公務員(技術職)

理系の専門性を生かした技術職系の公務員です。土木職は、公共事業のプランニング、公共施設のメンテナンスなど、建築職は都市開発の企画調整や計画推進などがおもな仕事です。電気・電子・情報職、機械職は、幅広い分野においてそれぞれ電気設備の設計・管理、機械設備の設計・管理などに従事します。化学職は、水質や大気、廃棄物の検査などを行います。農業・農学職は農業技術の指導や新品種の試験研究など、「農業」に多方面から取り組みます。

公務員分野の特性

公務員は、司法機関や行政機関などに属し、市民生活における様々な公共サービスに従事する仕事です。その要求されるスキルや資格は職種によってさまざまで、例えば海外との関わりが深い職種であれば、語学力なども必要とされます。麻薬取締官などは、薬剤師の資格が必要な場合もあります。今後もさまざまな要因で景気も変動する中、公務員は安定した職業といえますが、人員が削減されたり、東日本大震災の復興財源確保のために給与が減額になったという事例もあります。公共の仕事を達成に向けて動かす使命感や業務に対する誇りが、職業に対する原動力となります。

販売・ビジネス・医療事務分野の就職先例

秘書

一般企業や大学、研究所、法律事務所

医療事務

病院、クリニック、薬局

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