幼児教育・保育

幼児教育・保育のしごととは?

子どもたちを保育・教育する重要な仕事を担う、幼児教育・保育系。
2006(平成18)年から、幼稚園と保育園の機能を統合した「認定こども園」制度がスタートしました。認定こども園では原則として保育士資格・幼稚園教諭免許の両方が必要となります(2025年3月末までは経過措置として、いずれかを取得していればOK)。認定こども園は急速に増えている一方、保育士不足が問題となっており、これらの職業は、女性の社会進出に伴う共働きの世帯が急増している背景からも、需要が伸びています。

幼稚園教諭

幼稚園教諭は、幼稚園の集団生活の中で、幼児に社会性を身につけさせ、知的教育を行う職業です。幼稚園は満3歳から小学校入学までの幼児が対象で、文部科学省が管轄する教育施設です。子どもたちの体力低下を踏まえ、リズム体操など早期教育による指導が積極的に取り入れられています。最近は幼稚園だけでなく、幼児教育のインストラクターとして活動するなど、活躍の場も増えています。

幼稚園教諭になるには、文部科学大臣指定の大学、短期大学、専門学校で所定の単位を修得して卒業し、免許状(国家資格)を取得する必要があります。保育士資格を同時に取得できる学校も多いです。

平均年収

幼稚園教諭:367万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

仕事につくにはチャート

幼稚園教諭の仕事につくにはチャート

保育士

保育士は、保育所や託児所、児童養護施設などで、保護者の代わりに子どもたちを保育・養育する職業です。保育所は0歳から小学校入学までの乳幼児が対象で、厚生労働省が管轄する児童福祉施設です。最近は、幼稚園と保育所の機能を併せ持った「認定こども園」(内閣府の管轄)への就職も増えています。

保育士になるには、
①厚生労働大臣または都道府県知事指定の保育士養成施設(大学・短期大学・専門学校)で所定の単位を修得して卒業し、保育士資格を取得する方法と、
②養成施設以外の大学・短期大学・専門学校を卒業後、あるいは2年以上の実務経験後に、都道府県が実施する保育士試験に合格して保育士資格を取得する方法
があります。①の養成施設は幼稚園教諭免許を同時に取得できる学校も多いです。

平均年収

保育士:389万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

仕事につくにはチャート

保育士の仕事につくにはチャート
page-top

  1. ガイダンスホームワーク
  2. 職業紹介動画
  3. 幼児教育・保育