電気・電子

注目PICKUP

電気・電子のしごととは?

電力の小売の自由化などにより、注目の電気・電子系。スマートフォンやタブレットの普及により、それらの電子機器の需要が伸びていることや、コロナの巣ごもり需要により、テレビやエアコンなども売れました。AIやIoTなども生活の一部となってきており、今後の成長がますます楽しみな業界ですが、製造業としての日本の地位が曲がり角にきているのも事実です。
またエネルギーとしての電気に関しても、スマートグリッドや再生可能エネルギー、石炭火力エネルギー、原子力発電など数々の産業が課題山積の状態であり、新しい価値観やビジネスモデルが世界的に研究されています。

電気主任技術者

電気主任技術者は事業用電気工作物(発電所や変電所、あるいは工場やビルなどにある電気設備)の工事の現場監督や保守・点検を行います。電気設備を設けている事業主は、国家資格である電気主任技術者を必ず選任しなければなりません。「第一種」から「第三種」まであり、それぞれ扱える電圧が違います。

平均年収

技術士(電気・電子部門):667万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

電子技術者

電子技術者は、電子機器による通信技術、つまりパソコンやゲーム機のような、電子回路の組みこまれた製品を開発する職業です。電子機器の設計、製造工程の管理なども行います。これらを開発するための設計図や仕様書の作成も重要な仕事です。
電気技術はエネルギー寄り、電子技術は通信・制御寄りの技術とされています。

電子機器技術者になるには、電子機器メーカーなどへの就職が有力です。必要な資格はとくにありませんが、大学や専門学校などで電子工学や機械工学を専攻していた人が多い傾向にあります。

平均年収

発電・変電工:518万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

電気工事士

電気工事士は配線工事や電気設備工事を行います。
国家資格は「第一種」と「第二種」があり、扱える範囲が決まっています。第二種は住宅や店舗の屋内配線や照明器具の取り付けなど600V以下で受電する設備の工事、第一種は第二種の範囲に加え、ビルや工場などの大型施設で最大電力500kw未満の工事を行うことが可能です。

平均年収

電気工:472万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

page-top

  1. ガイダンスホームワーク
  2. 職業紹介動画
  3. 電気・電子