ファッション・アパレル

ファッション・アパレルのしごととは?

流行やお客様のスタイルに合わせ、さまざまなファッションを提案する「ファッション・アパレル系」。最近はファッションサイトが充実し、インターネットで服や小物を購入できるようになり、ファッション流通には変革が起こっています。
また、サブスクリプションなどのサービスも登場し、プロのスタイリストから着こなしの提案をしてもらえることや、ハイブランドを手軽に試すことができることなどが人気を集めています。

デザイナー

ファッション・アパレル系のデザイナーには、ファッションデザイナーやテキスタイルデザイナーなどがあります。

ファッションデザイナー

ブランドや世代のイメージや流行、ターゲットに合わせ服を企画し、デザイン画をまとめ指示書を作成するという仕事が主になります。デザイナーとしての表現力、流行に対する分析力、さらに素材から商品に加工するまでの生産工程や流通についての知識、ビジネスとして成り立つ商品を計画する力も必要となります。将来的には自分の会社を設立したり、フリーランスとして活躍する道もあります。

テキスタイルデザイナー

洋服やバッグ、スカーフなどをはじめ、インテリアでも使われるテキスタイル(生地)をデザインし、つくりあげる仕事です。アパレルメーカーや繊維会社の開発・企画に携わり、デザイン画をもとに糸を選定し、織り方を工夫して生地をつくります。また、新しい生地の柄をデザインし、工場へ生産を発注するため、企画から製造まで手がけるのもテキスタイルデザイナーの仕事です。近年はデジタルプリントの技術が進歩し、今後の可能性を秘めています。

平均年収

デザイナー:375万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

スタイリスト

スタイリストは、テレビや雑誌などの撮影で、そのコンセプトに合ったファッションを用意して、モデルなどの衣装をセッティングする仕事です。衣装ばかりではなく、靴・バッグ・帽子などのアクセサリーなどの小物に至るまで、さまざまな店やメーカーでレンタルして集めます。

スタイリストになるには、ファッション系の専門学校や大学・短期大学でデッサンや構図、色彩学などの基礎知識を学んだあと、スタイリスト事務所や現役のスタイリストのアシスタントについて現場経験を積むのが一般的です。

ファッションビジネス

ファッションコーディネーター

ファッションコーディネーターは、流行やアパレルの専門知識をもとに、着こなしのアドバイスや提案を行う職業です。店舗での販売促進やアドバイス、あるいは企業に勤務してコンセプトやブランドイメージに合わせた商品企画や提案を行います。そのため、ファッションコーディネーターには、アパレルの専門知識はもちろん、マーケティング能力なども求められます。

店舗販売

店舗販売は、店舗で衣類や装飾品を販売する仕事です。お客様の希望に合わせた服選びのサポートはもちろん、ときにはアパレル専門知識や流行に合わせた着こなしなども提案します。また、お客様との接客などコミュニケーションはもちろん、商品選定や陳列、ディスプレイなど店舗の管理、さらにメールマガジンやキャンペーンなどの企画考案など、仕事内容は幅広いです。

平均年収

販売店員:334万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

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