看護

看護のしごととは?

医療従事者として、人々の健康に携わる看護・保健系。新型コロナウイルスが世界流行した2020年以降、人々の健康を守る看護・保健系の期待はこれまで以上に高まっています。
かつて「医師と患者」「医師と看護師」という関係で医療行為を行ってきた医療機関ですが、近年では専門スタッフが患者の症状に合わせ対応する「チーム医療」が進んでいます。これにより、すべての国民が安心して健康で暮らせる社会をつくりあげることを目指しています。

看護師

看護師は、医師の指示にもとづき、診療の補助をしたり、患者の療養上の世話を行う職業です。患者の身体と心の両面をサポートし、異なる専門職や機関・施設との多職種連携を図り、患者にとってよりよい療養環境をつくります。
おもな職場は病院や福祉施設で、訪問看護では在宅の高齢者などの健康管理を行います。

看護師になるには、看護師国家試験に合格し、免許を取得する必要があります。
受験資格は高校卒業後、
①大学の看護学部(4年)
②保健師・看護師の統合カリキュラム指定養成施設(4年)
③短期大学の看護学科(3年)
④看護師学校・養成所(専門学校3年)
のいずれかを卒業すると得られます。
その他、高校卒業後に准看護師学校(2年)を卒業して准看護師免許を取得した場合は、指定養成所の全日制(2年)・定時制(3年)を卒業すると実務経験なしで、あるいは准看護師として7年間の実務経験を積んだあと、2年間の通信制看護学校を修了すると、看護師国家試験の受験資格を得られます。

平均年収

看護師:483万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

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