メーカーへの発注や、売れ筋商品の予測、企画や提案も行います。結果が数字に表れるのでやりがいがある仕事です。
商品の発注や納品日などをメーカーと交渉する仕事です。売れる商品を先読みし、上手に仕入れられるかが重要となります。売れ筋の商品を、必要な時にどれだけ確保しておくかもしっかり計算し、管理していきます。月、週単位で、発注したとおりに商品が納入されるようにメーカーと交渉することもバイヤーの仕事です。ただ、メーカーから商品を仕入れるだけでなく、自分なりに流行を分析し、流行にあった商品を企画・提案することもあります。また、自社に仕入れた商品をいかに上手に販売し、売れ残りを少なく出来るかも腕の見せ所です。
最近では、売り場の特性をきちんと理解している内部スタッフをバイヤーとして起用する傾向があります。そのため、中・高、服飾関係の学校を卒業後、まずは大型小売店に就職し、売り場で経験を積んでバイヤーのポストを目指す方法があります。アシスタントバイヤーとして2〜4年間ほど販売業務をこなしながら売れる商品、時間帯、商品配置などを見極める目を養いましょう。そして、商品知識や消費者のニーズを学んでいきます。大きな会社になると、海外とのやりとりもあるので、英語を始めとした外国語を話せると就職に有利に働くでしょう。