企業の内容を数多くの人に伝える役割を担う 自社のブランドのイメージをうまく宣伝していく力が必要。
自社の新シーズンに向けたトレンド情報をメディアに「プレスリリース」を作成して送ったり、ショーや企画展のDMを発送する仕事をこなします。ブランドイメージを作るのもプレスの大切な仕事なので、自社が取材を受ける際は、イメージに合うメディアかどうか、モデルの確認などをすることもあります。その際は取材窓口になり、取材や撮影に立ち会います。また、自社商品の貸し出しや、雑誌など媒体の取材時には原稿校正も担当します。
服飾系の学校で「ファッションプレス」、「ファッションビジネス」コースなどで学びます。卒業後、アパレルメーカーの入社試験を受け、広報・プレスへの配属を希望して就職します。専門性が高いプレス職にすぐ配属されることはまずないので、営業や販売職を4〜5年間経験することになります。知識を蓄えてからプレスになるのが一般的です。最近は中途採用の募集をかけるメーカーも増えてきています。その際も、ファッション関係の実務経験が応募条件になることが多いです。まれですが、ファッション雑誌の編集者・ライター経験者が人脈からプレスに転職することなどもあります。