就職試験に強くなる!面接チェックポイント
面接試験の目的は、学力では測れない、あなたの「人間性」や「人柄」を見ることにあります。しかし、たった10分程度の面接であなたの人柄のすべてを伝えるのは無理というものです。では、面接官はあなたのどんなところを見ているのでしょうか。
面接では、身だしなみやしぐさなどの「第一印象」が、実は大きなポイントになってきます。この「第一印象」からは、あなたの知らないさまざまなデータを読み解くことができるのです。
身だしなみのチェックポイント
面接官はまず初めにあなたの制服の着こなし、身だしなみをチェックします。 そして、そこからあなたの生活態度や性格を推測します。面接官に悪い印象を与えないよう、以下のポイントに注意しましょう。
|
挨拶するときのチェックポイント
あいさつは、はっきり、元気よく、大きな声で心を込めて言うこと。適度に大きい声で話すことは採用側に好印象を与えます。 面接で上手く受け答えができなかったとしても、最後に「力いっぱい頑張りますので、よろしくお願いします」の元気のよい一言で、採用されるケースもあります。
|
着座姿勢のチェックポイント
控え室での待機や面接の際の着席姿勢も重要なポイントです。 以下のポイントに注意しましょう。 ※意外と忘れがちですが、携帯電話やスマートフォンの電源は必ず切っておくこと。面接中に呼び出し音が鳴ってしまったら、そこで面接はおしまいです。
|
受付から会社を出るまでが面接試験
- 面接する企業での受付に入った時点から面接試験は始まっています。まず、あいさつをしましょう。そして面接で来社した旨を告げます。明るく快活に。
順番が来るまで静かに待ちます。その時に4項目は必ず守ってください。
- 携帯電話・スマートフォンをいじらない
- 携帯ゲームをしない
- 音楽を聞かない
- だらしのない待機姿勢をしない
- 名前を呼ばれたら「はい」と返事をする
- ドアを2回または3回ノックする
- 中から「どうぞ」の声で入室
- 入ったら、両手で静かにドアを閉める
- 向き直り、「失礼します」と言ってから、面接官に敬礼をする
- 自己紹介をしてから敬礼する
- 基本は面接官に席をすすめられてから、いすの横に立って「失礼します」と言って会釈をしてから着席する。決して勝手に席につかないこと。
- 視線:面接官の目を見て答える
- 手足:やたらに動かさない
- 話し方:面接官が聞き取りやすい速度ではきはきと
- 言葉遣い:正しい日本語で話すこと。略語、流行語は使わない
- 理解力:何を聞かれているのかよく考えて答える
- 表現力:聞かれていることを正確に答える
- 終了を告げられたら、イスの左側に立ち「ありがとうございました」と述べ、最敬礼をする。ドアまで行ったら面接官の方に振り向き「失礼します」と敬礼して退室する。
- 面接が終了してもすべて終わりではありません。会社の玄関や敷地を出るまで気を抜かずに。リラックスは家に帰ってから。
|