【関連学科】生活科学、生活デザイン、ライフデザイン、家政経済、生活情報学、人間環境学など
家庭生活における衣食住や、育児、掃除、裁縫、洗濯、料理などの生活技術を総合的に学ぶとともに、生活者の視点で、自然環境や社会制度、経済問題、教育問題など、人間の生活全般にアプローチしていく学問です。
大学では、食物学、被服学、住居学、児童学の分野の基礎的知識を押さえた上で、各研究テーマに専門的に取り組んでいきます。
従来までの「家政学」というと「花嫁修業」といったイメージが一般的でした。もちろん、家政学を学んでおけば、家庭に入って家族のためにその知識を大いに発揮することができます。
しかし、最近では、ライフスタイルの多様化に伴い、家庭で消費される製品・サービスを提供している企業で、生活環境の考察と改善について深い知識のある人材のニーズが高まっており、商品開発などの現場で活躍しています。