大学基礎講座【費用】

大学基礎講座【費用】

費用

受験・進学には、あらゆる場面で費用がかかります。志望校が決まったら、受験料から入学金や授業料、さらには生活費まで、卒業までにかかる費用を確認しましょう。

受験から入学準備までにかかる費用

受験料

大学、学部によって異なります。Web出願や併願制度により受験料が割引される大学・短期大学も増えているので、必ず公式ウェブサイトや学校案内等で確認しましょう。

受験料ってどのくらい?

※1校1学部あたり(割引がない場合)

  • <国公立大学>・・・およそ 30,000 ~ 40,000円(大学共通入学テスト、二次試験の合計額)
  • <私立大学>・・・およそ 33,000 ~ 35,000円
  • <私立短期大学>・・・およそ 25,000 ~ 30,000円

交通費&宿泊費

受験で意外と大きくかかる可能性があるのが交通費&宿泊代です。遠方の大学を受ける場合、どのくらいの費用がかかるのか、事前に確認しましょう。

受験時の交通費と宿泊代は?

〈例::大阪市在住。東京の大学を受験する場合〉

  • <交通費>・・・27,740円(東京―新大阪を新幹線のぞみで往復※)
  • <宿泊代>・・・10,000円(ホテルに一泊)

合計37,740円

※指定席。学生割引やネット予約割引を使わない場合の金額

新生活準備

大学に自宅から通うのか、寮やアパートなどで一人暮らしをするのかによって生活費は大きく異なります。ここでは自宅通学、アパートで一人暮らしを例に見てみましょう。

新生活にかかる費用は?

  • <自宅生>・・・86,100円
  • <一人暮らし>・・・546,200円

※全国平均。一人暮らしには住まい探しにかかる費用も含む。
(参考資料:大学生協〈全国大学生協連〉2023年調べ)

1か月にかかる生活費

学費だけでなく、もちろんかかってくる生活費、一人暮らしの場合は住居費や光熱費、食費など自宅生と比べると高額になりがちです。

1か月にかかる生活費は?

  • <自宅生>・・・63,580円(全国平均)
  • <一人暮らし>・・・123,630円(全国平均)

※大学昼間部の学生の1か月にかかる費用。( 参考資料:大学生協〈全国大学生協連〉2022年調べ)

卒業までにかかる学費

表①②はあくまでも目安です。大学や学部によっても金額は異なります。学費や生活費のほか、教科書代、ゼミ、サークルなどの合宿費や海外研修参加費、資格取得に向けた講座受講費などもあります。パンフレットや募集要項で確認できるものもあるので、事前にしっかり目を通しておきましょう。

表① 大学の初年度納入金平均額(令和5年度)
 
 
国立大学
(4年制、昼間部)
私立大学
(4年制、昼間部)
私立短期大学
(昼間部)
初年度納入金
(初年度にかかる授業料、入学金等)
817,800円(標準額) 1,365,281円 1,130,027円
2年目以降
(授業料等)
535,800円 1,124,476円 892,905円

(文部科学省調べ)

表② 私立大学(昼間)の初年度納入金平均額(令和5年度)
 
 
授業料 入学料 施設設備費 合計
文科系平均 827,135 223,867 143,838 1,194,841
理科系平均 1,162,738 234,756 132,956 1,530,451
医歯系平均 2,863,713 1,077,425 880,566 4,821,704
その他平均 977,635 251,164 231,743 1,460,542
全平均 959,205 240,806 165,271 1,365,281

(文部科学省調べ)

Check事前にしっかり確認が必要!!

大きなお金が必要となる大学生活。具体的にいくら必要になるのかを把握して、入学前からマネープランを立てることが大切です。一人暮らしの場合は住居費、光熱費、食費と、自宅通学生よりもたくさんの費用がかかります。事故や病気など、もしものときのことも踏まえながら、日頃からお金の管理をしていくようにしましょう。

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