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小論文 書き方
小論文と作文の違いは?

 「小論文」とは「小」が付いていても「論文」であることを覚えておいてください。小学校・中学校で書いた感想文や作文とはまったく違うということです。まさに論文なのです。「論文」とは「評論文」、即ち「評」とは→品評→「品定め」をする→どの意見が、どういう点で優れているかを論ずる文章のことなのです。それは、二つ以上の意見が対立したときに書かれるのが「評論」の特徴です。自分が支持(賛成)する意見と、否定(反対)する意見とが示される必要があります。自分が主張したい意見は肯定意見ですから、当然それに反対する意見が想定されます。その反対意見を論理によって否定し、自分の意見の正しさを読み手(採点官)に納得させることが必要なのです。自分の意見を採点官(読み手)に納得させるためには、工夫を凝らす必要があります。即ち、論理的な文章の構成→「段落の組み立て」を考える必要があります。文章の「流れ」、つまり「展開」→論理の一貫性を重視する必要があります。
 もう一度確認しましょう。小論文ってどういうものでしたか?

小論文

(1)目的 = 合格できる小論文を書くために
(2)誰に向かって = 採点官に向かって
(3)自分の 語りたいこと →を、伝わるように表現する文章を書く
『(1)問われたテーマについて、(2)決められた字数で、(3)決められた時間内に、(4)自分の意見や主張とその根拠となる理由・内容がはっきりと述べられている文章のこと。』

作文

ある課題に対して、自分とその周辺を語る。言い換えれば、自分の「イイタイコトを思いつくままに書く」文章のこと。

『何を書くか』の決め方→問題分析と書くテーマの見つけ方

単語一語のテーマ設定

漠然とした印象が強い。単語の『定義』や『理想像』(一般的に、その単語がどのように使われているのか)を一文で書くことにする。
ex:『幸福』について、あなたの考えを述べよ。
記載例→心配や不安をまったく感じないことが「幸福」である。

単語二語のテーマ設定

与えられたAとBとが対立関係にあるものが多い。この場合、二つの単語が共存する道を探す(むしろどちらか一方に主張を択一すると出題側の思うツボに陥る)。
ex:『自由と責任』について、あなたの考えを述べよ。
記載例→責任を持つから自由だと言える。
避けるべき記載例→自由であれば責任をとる必要はない。

テーマ設定が疑問文

設問自体が解答を求めてきているから、ストレートに『賛成』か『反対』かを明確に答える。八方美人的にケースバイケース的な書き方は避けなければならない。
ex:『子供にとって塾は必要か』について、あなたの考えを述べよ。
記載例→子供にとって塾は必要である。
避けるべき記載例→学校があるのだから不要だと思うが、受験を考えると必要である。
賛成か反対かを最初に決めたら、最後まで自分の態度を押し通すことである。

長い読解文やグラフ・図表に絵が示されている場合

文章が与えられている場合は、筆者が最も言いたい文や単語は『何か』を選ぶ。図表やグラフの場合は、顕著な差があるところを探し、その特徴を一文で表す。変化が続く場合は、変化がない点に注目し、それを一文で簡潔に述べる。

 

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