STEP4.【ルール3】テーマの見つけ方と問題分析|小論文必勝サポート

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STEP4.【ルール3】テーマの見つけ方と問題分析

【1】単語一語の提示

その単語の一般的な用法を踏まえ、単語の「定義」や「理想像」を自分なりの表現で書きます。漠然とした印象にならないように、具体的に述べましょう。

<例>
「幸福」について、あなたの考えを述べよ。
記載例⇒心配や不安をまったく感じないことが「幸福」である。

【2】単語二語の提示

与えられた二つの単語が対立関係にあるものが多く出題されます。この場合、両者が共存する道を探します。どちらか一方の主張ばかりを述べると、視野が狭いと見なされ評価が下がる可能性があります。

<例>
「自由と責任」について、あなたの考えを述べなさい。
記載例⇒責任をもつから自由だと言える。
避けるべき記載例⇒自由であれば責任をとる必要はない。

【3】疑問文の提示

設問自体が解答を求めてきています。「賛成」か「反対」かを明確に答えましょう。状況によって賛成か反対か立場が変わるような書き方は避けます。賛成か反対かを最初に決めたら、途中でぶれずに最後まで自分の考えを貫くことが大切です。

<例>
「子どもにとって塾は必要か」について、あなたの考えを述べなさい。
記載例⇒子どもにとって塾は必要である。
避けるべき記載例⇒学校があるのだから不要だと思うが、受験を考えると必要である。

賛成か反対かを最初に決めたら、途中でぶれずに最後まで自分の考えを貫くことが大切です。

【4】課題文やグラフ、図表、絵、イラストなどの提示

文章が与えられている場合は、筆者が最も主張したい部分を見極めます。課題文がある場合は、筆者の主張を要約したものを示し、それに対するあなたの意見(賛成・反対)を明確に述べましょう。図表やグラフの場合は、顕著な差があるところを探し、その特徴を自分の言葉で表します。変化が続く場合は、変化がない点に注目し、それを簡潔に述べます。そして、それがなぜ起こったかを考えて自分の意見をまとめます。
求められていることは文章や図表を読み取る能力と、そこから問題解決へと導く力です。課題文やグラフを見た感想文で終わることのないように気をつけましょう。

【チェック1】「なぜその問題が取りあげられたか」を、考えてください。

学校側には「出題した意図・理由」があります。的外れな小論文を書かないために、それを踏まえて書くことが重要です。

【チェック2】志望学部の専門家になったつもりで考えてください。

志望学部への適性を検査することも兼ねているからです。

同じ設問でも受験する学部により求められる内容が違います。

<例>「携帯電話」について、あなたの考えを述べなさい。

このような設問は、特に文系、理工系という特定の系統学部で出題されるとは限りません。携帯電話はこの20 年ほどで瞬く間に普及し、誰もが持ち歩くものになりました。しかし、同じ「携帯電話についてあなたの考えを述べなさい」と問われた場合でも、自分の希望する学部での学びに関連づけて考えるようにしてください。

次に3つの系統分野で、どのような観点から書けば良いか例を示します。

  • 【 1 】文系学部志望者
    携帯電話の利用によって、私たち人間生活の中のコミュニケーションが、従来とどのように変化してきたかなどを挙げるとよいでしょう。
  • 【 2 】理工系学部志望者
    新しい機能の開発、より高度な技術や利便性の拡大、機体の小型化や軽量化といった、技術面を論じるとよいでしょう。
  • 【 3 】看護医療系学部志望者
    電車やバスなどの公共交通機関の優先席や病院内では、一般的には携帯電話の使用が禁じられています。しかし、医療従事者として、携帯電話を役立てる利用法はないかと考えてみるとよいでしょう。

このように、それぞれの専門家になったつもりで、自分の志望する学部の学びに関連づけて問題を考えてみます。論文は専門家や学者が、自分が研究してきた成果を発表する場です。したがって、これから大学や短期大学、専門学校で勉強をしようと思っている受験生にも、専門家になったつもりで意見を書くように求められているのです。

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