幼稚園教諭・保育士｜人気の仕事特集

幼児期は人間の成長過程において人格形成の基礎となる非常に大切な時期です。

幼稚園教諭・保育士、どちらの仕事も子供の可能性を伸ばしていくという自覚と責任感が要求される職業です。

幼稚園教諭（文部科学省の所管）

幼稚園は教育機関のひとつという考えから、文部科学省の所管であり、3歳から6歳までの年齢の子どもを預かり、教育・保育にあたる専門家です。小学校への橋渡しとして集団生活に慣れさせていきます。また楽しいことやうれしいことにチャレンジさせながら、子ども自身が持っている力を伸ばしていくことも重要な仕事です。

保育士（厚生労働省の所管）

女性も働くことが当たり前になりつつある昨今、保育士の仕事は社会の中で重要性を増しています。もともと、両親が働いている場合にその子どもたちの生活のお世話をするという視点から、厚生労働省の所管となりました。0歳から6歳（学齢前）までの乳幼児を保育する「保育所（保育園・託児所）」が、主な職場で、幼児に対しては音楽・お絵描きなどの情操教育を行い、しつけも施します。

保育所以外の職場としては、いろいろな理由により保護者が育てることのできない子どもたちを代わって育てる乳児院や児童養護施設、障害児の保育を行う知的障害児施設、肢体不自由児施設などがあります。また、母親と子どもが一緒に利用する母子生活支援施設では、母子指導員として保育士が活躍しています。
勤務体系は、保育所は日勤がほとんどですが、児童養護施設や障害児施設は生活施設ですから24時間体制で２交代や３交代制を採用しています。

【　幼・保一元化構想　】

最近、文部科学省は厚生労働省と協力し、幼稚園と保育所との連携を進めています。
それは、子どもと保護者の双方の視点に立ち、地域の子どもが年齢や保護者の就労形態で区別されることなく、０歳児から就学前までの心身の発達に合わせた一貫した方針に基づき、一つの施設で継続的に乳幼児育成を行うことを基本理念としています。
それにともない、保育士資格取得者が、幼稚園教諭免許を取得しやすくする方策が進められています。

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