プロスポーツ選手のケアから一般の人たちの健康作りの手助けまで幅広い活躍の場があります。
スポーツクラブやフィットネスクラブなどで、健康維持・トレーニングを目的とした一般利用者に適切なアドバイスを与え指導したり、プロスポーツ選手の特性を伸ばすなど、インストラクターの活躍の場は年々広がっています。また、ウェイトトレーニングなど一定の目的を持って運動に取り組む際、その人にあわせたプログラムを作成するのもインストラクターの役目。客観的に指導する能力と、達成した時にいっしょに感動できる感性、どちらも同じくらい大事と言えるでしょう。そのためには、利用者を楽しませながら指導を行える雰囲気作り、コミュニケーションをとりながら常に運動を盛り上げるなどの配慮がポイントとなってきます。それに加え、新しい情報やニーズを積極的に取り入れ、より効率の良い指導を心がけるように努めれば、利用者もより高い満足度を得ることができるでしょう。
スポーツインストラクターの仕事につくためにまず必要なのは、純粋にスポーツが好きなこと!その情熱を常に保ち研究を重ねることが仕事そのものの質を高めることにつながります。具体的に学ぶ場所として多いのは、資格取得に直結した学習を行える専門学校や、大学では体育学科など。スポーツセンターなどで経験を積み専門知識を磨けば、将来はスポーツクラブの経営も夢ではありません。