サッカーの技術、戦術などの指導をします。監督として試合で采配を振るうこともあります。
文字通り、サッカーの技術や戦術などをプレーヤーに教える仕事です。試合時には、監督として試合で采配を振るうこともあります。スポーツ少年団などでボランティアで指導する人から、プロとしてJリーグなどで指導する人までさまざまです。仕事としてコーチングするのは、代表監督、Jリーグクラブの監督、Jリーグクラブ下部組織(ユースなど)、Jリーグ入りを目指すクラブ・Jリーグクラブに準じた組織を持って活動するチームの監督といえます。大学、高校、中学の教員をしながら部活動の指導をする人も、仕事としての監督に含まれることがあります。各年代や能力に合わせた技術指導とともに、トレーニング理論や戦術分析能力なども求められます。
プロの指導者は、選手として実績を残した後に勉強を積んで就任する人が多いです。指導する年代、チームに合わせた日本サッカー協会指導者ライセンスが必要です。それからは、指導するチームで実績を残してステップアップしていきます。ただ、高校を卒業してすぐにスカウトされる人は少なく、大学、短大、専門学校でスポーツ学を学び、選手としてレベルアップしてオファーを待つ人もいます。学校の指導者の場合、大学(短大)でサッカーを含むスポーツ学を学ぶとともに、選手としても実績を積むという道が代表的です。教員採用試験に合格して先生の仕事をしながら、指導者としても活躍します。基本的には指導者ライセンスを持つ必要があります。