検察官
刑事事件を捜査して事件を解決します
殺人や強盗などの刑事事件を捜査し、事件解決にあたります。違法であれば公訴し、裁判所に処罰を請求します。刑の執行も指揮監督します。
検察官ってどんな仕事？
刑事事件を捜査し、被疑者を起訴するかどうか決めます。起訴した場合の刑事裁判では、被告人の犯罪がどの法律に触れるかを明らかにするため、起訴状の朗読と犯罪の詳細を明らかにする冒頭陳述を行います。公判では、証拠を示しながら被告人側の弁護士と論争を繰り広げ、刑罰を裁判官に求刑します。
検察官になるには？
司法試験に合格したあと、法務省が行う面接試験を受けて採用されます。司法試験は超難関資格。新司法試験制度では、法科大学院修了者、もしくは法科大学院を修了していない人を対象として2011年から行われる予備試験合格者に対して与えられます。今後は、大学の法学部などを卒業した後に法科大学院に進学し、司法試験に備えるのが一般的になるでしょう。
検察官を目指す系統・分野の学部・学科
- 大学・短期大学 社会科学系統
- 法律学科 国際関係学科 経済法学科 法律ビジネス学科 地球環境法学科 など
こんな人に検察官は向いている
- ディベートが得意
- 観察力はある方だ
- コツコツ地道に取り組む方だ
- 物事を調べたり分析するのが得意
- まがったことが許せないたちである
- 一度やると決めたことは最後までやり通す
- どんなタイプの人とでも気軽に話すことができる