インペグ

アーティストと制作者のつなぎ役

ミュージシャンをセレクトし快適なレコーディングをお膳立て

インペグってどんな仕事?

アーティストのCDやコンサートの伴奏者、テレビ番組や映画のBGM、オーケストラピットで演奏するミュージシャンをあっせんするのが、インペグ(ミュージシャンコーディネーター、ブッキングデスク)の仕事です。インペグ会社は約40社あり、レコード系、BGM系、コンサート系、ミュージカル系などの分野別にミュージシャンのリストをもっています。レコーディングディレクターやアレンジャーと相談し、曲のイメージにあったミュージシャンを選定、スケジュールを押さえます。そしてレコーディングにも立ち合い、スムーズに進行できるよう段取りをしたり、依頼された仕事に対して最適な人材をあっせんできるようミュージシャンの状態を把握します。

インペグになるには?

インペグに求められるものは、多くのミュージシャンやプロデューサー、ディレクターを知っているという顔の広さ。まずは業界で顔を売ることが先決です。インペグには元ミュージシャンや元マネージャーといった業界経験者が多いのはそういう理由によります。人と人との信頼関係が大切な仕事です。

●収入は?

初任給は月15万円から20万円程度。フレックスタイム制がほとんどで、基本的に残業という考え方はありません。

●労働条件は?

自分がコーディネートしたライブやレコーディングには原則立ち合うので、勤務時間は一定しません。相手次第の仕事なので休日・休暇の予定も立ちにくく、私生活をある程度犠牲にする覚悟は必要かもしれません。

●将来性は?

打ち込みが増え、需要は下降気味ですが、築きあげてきた信頼関係を生かして業界での活躍が期待できます。

インペグを目指す系統・分野の学部・学科

  • 大学・短期大学 芸術系統
  • 専門学校 音楽分野
  • 音響芸術学科 など

こんな人にインペグは向いている

  • どんなタイプの人とでもうまくコミュニケーションがとれる
  • 人に合わせることが苦ではない
  • 計画的に物事を進める方だ
  • 多くのミュージシャン、プロデューサーやレコード会社などとネットワークを持っている

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