音楽を仕事にできたら…と誰もがあこがれる職業。
プロミュージシャンは夢をかなえた人たちです。
ジャズ、クラシック、ロック、ヒップホップとジャンルがあり、活動の場もライブ、インターネット、映像作品、演劇・・・など様々ありますが、突き詰めれば、音楽という商品を完成させ、発信する仕事ということになります。作曲、作詞、演奏までを行うシンガーソングライターやバンド形態のグループ、レコーディングやツアーサポートメンバーとして活躍する演奏専門のプロミュージシャン、作曲家、作詞家、編曲者に分かれたプロジェクトなど、携わり方もそれぞれあります。多くの人があこがれる職業ですが、趣味を超え、仕事としてこなすわけですから、例えば楽曲制作までの〆きりや、事務所からの要望など、当然制約のある中、作業をすることになります。アマチュアの世界とは一線を画す厳しい世界です。
大事なことは、PR活動を通じて、一人でも多くの人に知ってもらい、認めてもらうという行程です。テクニックやセンスに自信を持っていても誰かに評価されなければ道は開けません。例えば、ライブハウスや企画イベントにも出演しながら、インディーズレコードレーベルで実績を出し、メジャーレコードとの契約を獲得するというケースや、路上ライブの評判やオーディションで表彰されスカウトされる、また音楽事務所や芸能プロダクション、レコード会社に自ら売り込む方法もあるでしょう。中には独学で音楽を学び、成功する人もいますが、学校で理論や技術をプロから学び、道を切り開いたミュージシャンも多数います。