演技力や個性はもちろん、かなりハードな環境下で仕事をするケースもザラなので体力が必要です。
最近は俳優がテレビ番組の司会をつとめたり、バラエティー番組に出演したり、また人気歌手が映画に出演したりと、俳優、タレント、歌手の線引きがなくなってきています。しかしいずれにしても、本来の俳優の仕事は、舞台・映画・テレビ・ドラマなどで、登場人物を演じることです。基本は台本に従って演技し、観客や視聴者を楽しませ、夢や希望を与えることにあります。劇団やプロダクションに所属するか、フリーランスとして活躍します。俳優に必要なものは演技力や個性はもちろんですが、リハーサルやロケでは、かなりハードな環境下で仕事をするケースもザラなので体力が必要です。
俳優になるには、スカウトやオーディションを受け、芸能プロダクションに所属する、または演劇関係の大学や専門学校、劇団や芸能プロダクションの俳優養成所に通って学ぶなどの方法があります。一般に俳優養成所はプロ意識が高い人が多く、演技指導もきびしいようです。いずれにしろ誰もが憧れる職業なので大変狭き門。売れるまで頑張るという強い意志が必要です。