大阪総合デザイン専門学校：在校生・先輩メッセージ

大阪総合デザイン専門学校を卒業して、すぐにアーティストとして活動をはじめ、現在はファンタジー系ソーシャルゲームのカードイラストを中心に描いています。
プロだからこそ消費者を意識した作品づくりが要求され、時には手直しを求められることも…。決してラクではありませんが「こういうタイプの絵が好まれるんだな」といった気づきにつながるなどステップアップの手応えがあります。
とは言え、何もかも指示される仕事は極力避けています。新人なのに仕事を選ぶなんて生意気かもしれませんが、そこは妥協できなくて。思いを込めたイラストが多くの人々のスマホやケータイに登場し、楽しんでもらっていると思うとワクワクします。

玩具メーカーでおもちゃの企画やデザインを担当しています。デザイン会社ではなくメーカーなので、商品の検品や出荷作業まですることもあります。商品名を考えたり、発売までのスケジュールを管理したりと大変なことも多いですが、自分が携わった商品が出来上がったときは、何ともいえない達成感があります。
デザインとは、使って幸せになれる商品の開発や、商品をよりよく魅せるための工夫です。多くの人の目に触れ、手にとってもらえる商品をデザインしたいという思いは学生の時と変わりません。ただ、学生時代と違うのは、ミスが許されないということです。