高齢者や障害を持つ人の暮らしをサポートします
衣服の着替えや排泄介助、食事の準備に後片づけ、入浴・就寝・起床など日常生活の補助などを行います。
介護福祉士ってどんな仕事?
介護業務を通して、生きがいを与えるとともに心の支えになることが大切
一口で介護職といっても、その内容は場所やサービス利用者によって異なります。特別養護老人ホームでは着替えや排泄、移動、食事の介助、入浴・就寝・起床、体位交換など、入所者の状態を常に見守る細かな業務が続きます。また、当人や介護者に指導を行うこともあります。介護実務以外にもスタッフ間の申し送りや報告、介護記録の作成といった通常業務も行います。活躍の場は、高齢者や障害者のための福祉施設や、地域の在宅介護のほか、病院やシルバーサービスを行う民間企業などにも広がっています。
介護福祉士になるには?
介護の理念を実践できる能力が求められます
介護福祉士の仕事に就くためには介護福祉資格が必要で、現在は厚生労働大臣の指定する養成施設を卒業と同時に介護福祉資格を取得する方法と、3年以上の介護実務経験を積んだ後で国家試験に合格して資格を取得する2通りの方法があります。
【介護福祉士国家資格取得方法について】
厚生労働省指定の介護福祉士養成校では、卒業時国家試験免除で資格取得が可能でしたが、2015年に「介護福祉士の質的向上」のため2022年度からの国家試験合格完全義務化が決定されました。それまでは経過措置期間として、国家試験が不合格または未受験でも卒業と同時に「5年間の有効期限」が付いた介護福祉士が取得でき、期間内に国家試験に合格するか卒業後5年間介護施設に勤務することで永久資格となる制度が設けられました。しかし、介護福祉士不足などを理由に、2020年2月、厚生労働省はこの制度を5年間延長することを決定しました。国家試験の完全義務化は2027年度以降に先送りとなります。(2020年2月現在)
介護福祉士に関連する資格
- 介護福祉士
- 普通自動車第一種免許
- 福祉レクリエーション・ワーカー
- =国家資格
- =公的資格
- =民間資格
- =必須資格
- =もっていると有利な資格
適性-こんな人に介護福祉士は向いている-
- 世話好きである
- きちょうめんである
- 体力には自信がある
- 細かい変化にもよく気がつく
- どんなタイプの人とも気軽に接することができる
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この系統の他の学部
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- 訪問介護員(ホームヘルパー)
- カウンセラー
- ソーシャルワーカー・ケースワーカー