面接の形式

面接の形式

1. 面接の形式は大きく分けて4パターン

面接のスタイルも各校さまざま。志望校の面接形式がどんなものかまず調べましょう。
タイプによって準備のポイントも少し違ってきます。面接のパターンは次のようなものがあります。

1個人面接(面接時間5~20分位)

受験者1人に対して面接者が1人または数人というオーソドックスな形式で、多くの学校で実施されています。
事前に提出した志望理由書を元に質問をされることも多いので、コピーを手元に残しておき対策できるようにしておきましょう。

また想定していなかった質問をされることもありますが、焦らずに落ち着いて話を聞き素直に自分の志望動機、勉学意欲や長所をアピールしましょう。

2集団面接(面接時間10~30分位)

数人の受験者がいっしょに面接を受けるもの。ほかの人への質問だと思っていると急に「あなたは?」と聞かれたりします。自分が答え終わった後も面接官に態度を見られていることを意識して、人の話も注意して聞くことが大切です。

集団面接では、受験者一人ひとりに異なる質問をすることもあれば、他の受験生と同じ質問をすることもあります。
質問に対して自分の考えが他の受験者と似ている時は、表現を変えたり情報を付け加えたりするなどして、自分なりの受け答えをして差をつけましょう。

3討論(面接時間20~60分位)

受験生(7~10名)がグループになり、与えられたテーマでディスカッションをし、意見を述べるもの。
指導力、積極性、協調性などがチェックされます。相手の意見を認めながら自分の主張を論理的に話す態度が必要とされます。
一般的な流れとしては、与えられたテーマに対しまず個人で考え、その考えをグループ内で共有・ディスカッションします。その後、グループとしての意見をまとめ発表します。

与えられた時間には限りがあるので、ディスカッション時でも常に時間を意識することが大切です。
スムーズにディスカッションを進めるために、話が論点からそれていないかという点にも気を配り、それてしまっていた場合は軌道修正をするようにしましょう。

ディスカッションでは「グループの結論」に加え、「どのように話を進めているか」という過程も見られています。自分の意見をはっきりと伝えることはもちろん大切ですが、他の受験者と意見を出し合い、自分の中には無かった考えも取り入れながら解決策を見つける意識を持ちましょう。主張に対し疑問を持った時は、なぜそう思うのか説明を求めるだけでなく自分の考えや根拠を踏まえて質問することも討論を進める上で効果的です。

なお、事前準備として『過去にその大学で討論されたテーマ』について調べておく他、題材になりそうな時事問題や志望学科に関する情報などを、常日頃から意識し、情報収集を行いましょう。

4学力・一般常識が問われる面接(面接時間5~20分位)

面接のなかに口頭試問が取り入れられた形式。各教科の基礎知識や時事問題などが問われます。この面接を通じて、質問に対して短時間で考えをまとめ、論理的に説明する能力を面接官は評価します。時事問題では事柄を細かく記憶しているかという知識だけではなく、問題の解決策・予防策などについて言及できるようにしましょう。

自分の考えを述べる際は、論理的に筋道立てて話すことを意識することが大切です。そのためにはまず、話の結論(主張)が何かを明確に伝えましょう。結論を最初に提示することで、その後に続く結論に至った根拠・説明が明確化されるので、説得力の向上につながりやすくなります。結論とそこに至った根拠の説明を明確に伝えることを意識し、面接に挑んでください。

また、口頭で説明するだけでなく、ホワイトボードを使って説明をすることもあります。学校によって出題の方法が異なるので、志望校の傾向を調べておきましょう。

なお、学校によっては個人面接を2回行ったり、個人面接とグループ討議を組み合わせたり、グループ面接に口頭試問があったり、さまざまなパターンで面接が実施されています。

2. オンライン面接とは

コロナ禍により、オンラインでの面接を行う学校・企業が増えてきました。ただ、まだまだ新しい方法ですから、当然どの学校・企業も独自のルールやアプリで行っています。ある程度共通のマナーやエチケットなどが出来てくれば、今後ご紹介していく予定です。ここでは、一般的なオンライン利用の面接や面談の対策についての解説に留めます

1面接を行う部屋や環境の準備

インターネット回線は安定性優先で。パソコンの場合は、無線LANやWiFiよりも、ケーブルを使った有線接続の方が安全です。またマイクやイヤホンも、有線接続をお勧めします。

2背景の工夫

シンプルな壁やカーテンを背景にする。貼り紙など私的なものや不必要な情報は、映り込まないようにしましょう。面接中は特別な指示がない限り、自分以外の人物や物音が入らないようにします。バーチャル背景は避けた方がいいです。

3アカウントの準備を事前に行う

Google meetやzoomなど、アプリのアカウントは事前に用意してリハーサルしておきます。アカウント名は自分の氏名または面接側の指定に従いましょう。私的なハンドルネームなどを使わないようにします。

4カメラ位置の固定と照明

クラスメートや家族、先生などとリハーサルをしながら、カメラ位置や照明を決めていきます。明るさ、音声、通信の安定性、揺れによるブレなどを考慮して、綿密に位置を決めておきましょう。また、充電の確認を忘れずに。

5本番は焦らず、落ち着いて

映像と音声にタイムラグが発生し、会話のリズムが取りにくいことがあります。また、マイクやイヤホン、スピーカーなどでエラーが発生する可能性もあります。ゆっくりと一語一句語尾までハッキリと伝えましょう。相手の質問中もうなずきながら聞くと、エラーの確認にもなります。視線はカメラのレンズに合わせましょう。

6終了は必ず確認する

最後は丁寧に挨拶をして終了です。不必要な音声が入ったりするのを避けるため、きちんと終了の操作を行います。また途中でエラーやトラブルが発生する可能性もあります。事前に相手への連絡方法を確認しておき、何かが起きても速やかに、焦らず対処しましょう。

【動画解説】5分でわかる!オンライン面接の基礎

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